第8話「少年、雨天に慟哭す」
てんか しょけい いちしゅうかん
天火の処刑から一週間。
天火被處刑後的一個星期。
おろち うつわ もの しょけい
大蛇の器とされる者が処刑されたのにもかかわらず、
雖然成為大蛇容器的人被處刑了,
おおつ そら たいよう ひかり さ こ ま くも
大津の空に太陽の光が差し込むことはなく、未だに曇ったままであった。
但大津的空卻仍未放晴,依然還是陰天。
てんか うしな そらまる ちゅうたろう ぜつぼう なか
天火を失った空丸と宙太郎は絶望の中、
失去天火的空丸和宙太郎處在絕望之中,
じかん と ひび す
時間が止まったままの日々を過ごす。
過著時間靜止般的日子。
ちゅうたろう てんか かえ く い てんか かえ ま つづ
宙太郎は、天火はすぐに帰って来るはずだと言い天火の帰りを待ち続け、
宙太郎說天火一定很快就會回來的,繼續等待著天火的歸來,
そらまる そうせい けいこ み はい
空丸は蒼世との稽古に身が入らず
而對於無法專心和蒼世練習劍術的空丸,
いま まえ くもう しごと でき わけ つ はな
「今のお前に曇の仕事など出来る訳がない」と突き放されてしまう。
蒼世拋下一句話:「如今的你無法勝任曇家的工作。」
第8話
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